細野晴臣がプロデューサーを務めた、リンダ・キャリエールのアルバム『Linda Carriere』のCDが7月17日、アナログ盤が8月3日にリリースされる。
アメリカのニューオーリンズで生まれ、ロサンゼルスのクラブ・Maverick's Flatにて歌手活動を開始し、のちにR&Bグループ・Dynastyの一員として知られるようになったリンダ・キャリエール。彼女のデビュー・アルバムとなる予定だった「Linda Carriere」は1977年に細野とアルファレコードがプロデューサー契約を結び、その第1作として山下達郎、佐藤博、吉田美奈子、矢野顕子らの協力のもと制作されていたが、世界戦略を担う当時の海外スタッフの反応が悪かったこともあり発売中止となった。レコーディングから47年間お蔵入りとなっていた本作だが、今回アルファミュージックに保管されていたマルチテープを用い、細野立ち合いのもと、Goh Hotodaがミックスを施し商品化が実現。CDの発売日はアルファミュージックの創立記念日にあたり、アナログ盤はアルファミュージック創立55周年プロジェクトの一環として発売される。
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