高野寛の新作は熟練のバンド・サウンドが聴きどころ

高野寛のニュー・アルバム『A-UN』が214日にリリースされる。

Dr.kyOnと佐橋佳幸によるユニット・Darjeeling11月に設立した新レーベル、GEAEG RECORDS(ソミラミソレコーズ)から発売するこの作品は、Darjeelingの二人がプロデュースを担当。レコーディングではドラムを屋敷豪太、ベースを高桑圭(Curly Giraffe)、キーボードをDr.kyOn、ギターを佐橋佳幸が演奏している。

今作は高野がほかのアーティストに提供した楽曲のセルフカバーを中心に、ボブ・ディラン「The Times They Are a-Changin'」の日本語訳詞カバー「時代は変わる」と書き下ろしの新曲2曲も収録。矢野顕子と共作した「ME AND MY SEA OTTER」のカバーには坂本美雨がコーラスで参加し、野宮真貴に提供した「上海的旋律【Shanghai Melody】」のカバーには野宮本人が参加している。

また、現在発売中のGentle music magazinevol.41では、高野がこのアルバムの制作を振り返ったロング・インタビューを紹介している。