遊佐未森がアルバム『せせらぎ』を10月5日にリリースする。
2012年1月に発売された『淡雪』以来のオリジナル・アルバムとなる本作には、遊佐が大切にしている“心のせせらぎ”をテーマにした11曲を収録。リード曲「風の庭」は、厳しい冬を越えて草木が芽吹きだす春を愛おしく感じる思いと、人と人とのつながりによって生まれる温かな時の流れを、神秘的なハープの音色と澄んだ歌声で表現した楽曲。表題曲「せせらぎ」は、愛する人を思う心の機微をせせらぎに例えたメッセージソングだ。
編曲には、9月に宮城・仙台市天文台プラネタリウムで開催される「遊佐未森 天文台コンサート~銀河歌集Vol.7~」を共に手がける近藤研二をはじめ、tico moonやWatus(COLDFEET)、「あまちゃん スペシャルビッグバンド」で活躍したピアニスト、大口俊輔が参加。カラム・マルコムがエンジニアを務め、遊佐が長年親しんできたケルト音楽発祥の地の1つ、スコットランドにあるカラムのスタジオで仕上げられた。
アルバム発売後には、10月23日にEX THEATER ROPPONGI、11月4日に大阪・大丸心斎橋劇場にて、レコーディング・メンバーがバンドを務めるコンサート『Mimori Yusa Concert Tour 2016 “せせらぎ” ~Mimori & Band~』を開催。さらに11月5日からは、tico moonと3人で回る全国ツアー『Mimori Yusa Concert Tour 2016 “せせらぎ” ~mimo moon trio~』が行われる。
また9月30日にリリースされる「GENTLE MUSIC MAGAZINE」VOL.33では、表紙巻頭で彼女のロング・インタビューを紹介する。