浅田信一が、じつに12年ぶりのオリジナル・アルバム『Blue Moon Blue』を4月6日にリリースした。
近年は、気鋭のバンドの“良き兄貴分”として効果的なプロデュースを担当して佳作を数多く生み出しているが、バンドSMILEのフロントマンとして彼の存在を知ったファンならば、彼のソングライティングの才能とボーカリストとしての抗いがたい魅力が十分に表現された作品を待ちわびていたはずだ。
新作は、そうした彼がキャリアの“ネクスト・ステージ”に足を踏み入れた実感をロマンティックに、また颯爽と表現したロック・ナンバー11曲を収録。ザ・コレクターズの古市コータローは1曲書き下ろしているのに加えて、アートディレクションも担当している。
リリース後には、バンドでのツアー、さらに弾き語りで全国をまわるツアーが決定している。
また、発売中の「Gentle music magazine」vol.30では、この新作の制作を振り返りつつ、現在の心境をじっくりと語った浅田のロング・インタビューを紹介している。