桑田佳祐が2月23日にリリースする9年ぶりのソロ・アルバム『MUSICMAN』の試聴会が1月14日にビクター青山スタジオで行われた。
会場となった404スタジオは、このアルバムはもちろん、桑田やサザンのアルバムのレコーディングにずっと使われてきたスタジオで、昨年の大晦日、「紅白歌合戦」での桑田の演奏もこのスタジオから中継された。つまりは桑田音楽のホームグラウンドのような場所であって、そこで注目の新作が初披露されたというわけである。
新作は、全17曲、約70分というボリュームで、試聴後に紹介された桑田のビデオ・コメントで、「境地に達したかなという手応えのあるアルバム」と語っていた通りの自信作である。
また、このアルバムは3つの仕様でリリースされるそうで、通常盤CDに加えて、初回生産限定の2枚組アナログ盤、そしてCDと、制作を追ったドキュメント映像とクリップ6曲を収めたDVD、さらには桑田本人へのインタビューとセルフライナーノーツ、スタッフによるレコーディング秘話などをまとめたスペシャル・ブックから成るPerfect Boxがリリースされる。