ムーンライダーズが映画「ゲゲゲの女房」を音楽的にサポート 2010.10.20

ムーンライダーズと小島麻由美のコラボレーション・シングル「ゲゲゲの女房のうた」が、“ムーンライダーズ feat.小島麻由美”名義で10月20日にリリースされた。

8月8日に行われた野外フェス「WORLD HAPPINESS 2010」でいち早く披露されたこの曲は、11月20日より公開される吹石一恵&宮藤官九郎主演映画「ゲゲゲの女房」の主題歌だが、シングルに収録される「ゲゲゲの女房のうた(A Ge Ge Version)」は映画版をさらにイマジネーション豊かなアレンジに仕上げたバージョンだ。

シングルはBlu-spec CD仕様。カップリングには1960年代に西田佐知子の歌でヒットしたギリシャ映画「日曜はダメよ」主題歌のカバーと、1980年代のムーンライダーズを代表する楽曲のひとつ「くれない埠頭」のニュー・バージョンを収録。この2曲にも小島麻由美がゲスト参加している。

さらに、ムーンライダーズ全員と小島自身がキュートな妖怪になった、小島描き下ろしのイラストをデザインした“妖怪ステッカー”が封入されている。

 

リリースに先駆けて公開されたビデオクリップには映画からのシーンも挿入されているが、その映画「ゲゲゲの女房」本編に貸し本屋の主人役として出演しているムーンライダーズの鈴木慶一が映画のサウンドトラックも担当。

こちらも10月20日に同時リリースされた。

鈴木卓璽監督からは「妖怪たちが、夫婦のことを覗きながらお囃子を奏でているようなサントラを、暢気なニーノ・ロータ風に」という注文を受けたとのことだが、無類の映画好きでも知られる鈴木がどんなふうにそのイメージを音楽化したのか、ファンにとっては大いに注目の1枚と言えそうだ。

 

「ゲゲゲの女房のうた」

 

DDCB-12032 1,500円

発売中

 

AWDR/LR2

 

 

映画「ゲゲゲの女房」オリジナル・サウンドトラック

 

MHCL-1801 2,520円

発売中

 

ソニー・ミュージックダイレクト